Dear My FRIENDs...
飛べないコトリ


 どうして、鳥はあんなに自由に飛べるんだろう?

小さいころからソレばかり考えていて、他にも考えなきゃいけないことも考えなかった。

だから子供のころから向こう見ずで考えなしで、安受けあいして損してきた。

でも、今日でそんなのともお別れ。

やっと気付いたんだ。

15歳になるまでひたすらそれだけ考えてて、今、やっと。

ヒトのカラダは重過ぎるんだ。

ほら、「星の王子様」も言ってたじゃない?

だから、あたし、飛ぶんだ。

ここから飛び降りたら、カラダは堕ちてしまうけど、

ココロは空へ、飛んでいける。

だから、怖くないよ。

「さよなら」

でも、ソレは誰への言葉?

あたしの飛翔を理解してくれるヒトも、悲しむヒトもいないのに。

あたしのカラダへ?

重くて、使い道のない、この狭苦しいイレモノへの?

馬鹿馬鹿しい。

さあ、跳ぼう。

そしたら、飛べる。

学校の屋上。フェンスを乗り越えると、誘うような風が吹いた。

今、行くよ。

あたしは、飛ぼうとして、

「あ・・・」

鳥の巣が、あった。

隅の方に、ひっそりと。そして、何もなかった。

そういえば、この前、屋上から鳥が堕ちてきたっけ。

ことりだった。でも、死んでいた。

なんとなく、急に怖くなった。

鳥だって、自由に飛びたかったのに。

塵みたいに、堕ちて逝ったから。

 どうして、あたしはあんなに飛びたかったんだろう?

〈Fin〉

アトガキ
 なんていうのかな。まぁ、結局意味なんかないんですよね。いろいろと。




ジャンル:小説・文学 テーマ:小説
2008⁄01⁄03 16:20 カテゴリー:読みきり短編 comment(1)
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コメント


NoTitle
感動したー

2008/01/18 09:20URL | ごんべぇ[ 編集]



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凪水月 鏡花

Author:凪水月 鏡花
どうも、上の二人は連載小説の主人公さんです。
勝手にしゃしゃり出られました。
本当はただのグ−タラ猫。
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「Vista」さんと仲良くなることと、数学を得意にすることが夢。
ていうか願望に近い。
自称健全な受験生です。

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